今回は、コピーライターという枠を越えて広く活躍されている方を
ピックアップしてご紹介していきます。
主に作家として第2の人生を歩んでらっしゃる方が多いのですが
溢れんばかりのクリエイティビティで更に広くご活躍されている方もいらっしゃいます。
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【開高健】
大学卒業後、寿屋(現サントリー)宣伝部へ。
その後、サン・アドの設立に携わったのち、作家へ転身。本格派の作家として芥川賞も受賞。
作品を読んでみる
【林真理子】
大学卒業後、大手広告代理店でコピーライターとして活躍。
西友の広告コピー「つくりながら、つくろいながら、くつろいでます」で
TCC新人賞受賞。斬新な語り口と、女性ならではの視点で人気を博し、作家として活躍中。
anego
←「痛すぎる」恋愛のすべてのパターンがある。恋愛ホラーともいうべき衝撃の長編小説
【原田宗典】
コピーライター養成講座の講師を勤めていた岩永嘉弘氏の事務所でアルバイトを開始。卒業後社員に。在職中に「おまえと暮らせない」ですばる文学賞入選。
その後、短編小説を中心に、軽快で笑いのエッセンスをたっぷり含ませた作風で活躍中。
醜い花
←幻想的な絵と交錯して織り成す詩的世界。英文併記。
【喜多嶋隆】
元サン・アドのコピーライター兼CMディレクター。
第36回小説現代新人賞受賞の受賞をきっかけに作家へ転身。
【糸井重里】
知る人ぞ知るコピーライターの申し子。「おいしい生活」に代表される新感覚コピーで80年代の広告界を席巻。本業以外にも、CMソング、歌謡曲の作詞、マンガの原作やゲームソフト制作など、多岐にわたり活躍。
「ほぼ日刊イトイ新聞」も大人気。
【佐藤雅彦】
天才CMプランナーとして「バザールでござーる」や「モルツ」など数々のヒットCMを世に送り出した後、大ヒットソング「だんご3兄弟」を生み、人気ゲーム「IQ」を生み、現在は慶應義塾大学教授・映像作家・映画監督としても活躍中。
【麻生哲郎】
TUGBOATのCMプランナー。カロリーメイトの「がんばれ、ワカゾー」などヒットCMを手がけるかたわら、CHEMISTRYの「PIECCCES
OF A DREAM」や「Point of NO Return」の作詞も。最近では映画「ホテルビーナス」の原作である「ビーナスブレンド」を書いている。
ビーナスブレンド
←無回転だった僕たちの心が、ゆっくりと回り出した・・・
【多田琢】
同じくTUGBOATのCMプランナー。平井堅の楽曲に詞を提供。
2004年には映画「SURVIVE STYLE5+ (henly)」の企画/原作/脚本を手がけた。
【石田衣良】
大学卒業後、広告制作会社→フリーのコピーライターを経て1997年、「池袋ウエストゲートパーク」で第36回オール讀物推理小説新人賞受賞。2003年、「4TEEN フォーティーン」で第129回直木賞受賞。鮮度の高い話題をテーマに、優れた観察眼と洞察力で時代を切り取っている。
アキハバラ@DEEP
←話題の「アキバ系」の生態や、そこでリアルに生まれている文化をコミカルに描き出す。
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