広告の天才たちが気づいている
51の法則
〜特集です〜
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今回の特集は、まあ簡単に言ったら本の紹介です。
1年前に発売されたものですが、まだ読んでない方は是非。
本のタイトルは『広告の天才たちが気づいている51の法則』。
広告の天才たちが気づいている51の法則
ばりばり仕事をこなす友人のコピーライターが
「絶対読め!」と凄んできたので
読みました。
ズバリ、目が覚めます。
アメリカでもベストセラーになっている本らしく
広告マン、コピーライターは必読と言えます。
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広告を制作するとき、
クライアントは、結果として広告としてしっかり機能することよりも
「広告っぽい」広告を望むことがよくあります。
「これじゃ駄目ですよ・・」と説得しても
大金を投入するのはクライアントなので
最終的な決定権はクライアントにあります。
一番無難な案が採用されてしまう・・・
悲しい。
「広告っぽい」広告。
「コピーっぽい」コピー。
この、「っぽい」というのがやっかいで、
作る側にいると、できあがったものも 一見体裁がよく
そこに隠された致命的な罠に気づかないことが多いんです。
致命的な罠?
それは
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広告のメッセージが誰にも届いていな〜い!!
という本末転倒な事態です。
そんなことにならないようにするために
根本的に頭に入れておかなければならない
広告の作法が、この本に書かれています。
(目次より)
●あなたの「広告」が広告らしければ要注意 ●最低の広告を作るための10の方法 ●広告が失敗する12の理由 ●コピーライターの実力 ●誰も聞いていない質問に答えていないか ●誰に対して発信するのかが重要なのではない ●ある日突然その広告が目に入る ●嫌でも目に入る仕掛け ●知性よりも感情に訴えかける ●愛の反語は無関心 ●ひょっとするとみんな間違っているのではないだろうか? |
優れた広告はしっかり印象に残ります。
ではここで質問!回答時間は30秒です。
今やっているCMで思い出せるものをあげてください。
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何個思い出せましたか?
10個思い出せたらすごい方だと思います。
テレビCMは、年間3000本以上制作されています。
その中で、しっかり印象に残るものは、
数にしたら一桁ではないでしょうか。
そして、これを読んでいるあなたは、
広告を仕事にしようとしていて
コピーライターを目指している人で
一般の人よりも関心を持って
CMや広告を見ているハズの人です。
では、一般の人にしっかり届いているものは・・・・
そう考えたら、本当に微々たるものです。
もちろん、マーケティングの理論でもあるように
今、広告を思い出せなくても
店頭で商品を見たときに
CMなり広告を思い出して商品購入を決める要素になるという場合もありますが、
一番強いのは、今思い出せるメッセージでしょう。
届けたい人にきっちり届ける。
興味のない人にも、関心をもってもらう。
広告はある意味(というか完璧に)人の心理を理解して
狭いストライクゾーンに投げないと効果がありません。
NOT 散弾銃です。
広告がはまってしまう罠にいち早く気が付いて
しっかりしたビジョンで制作をディレクションする力も
コピーライターには必要です。
脱「っぽさ」。
本当に届くメッセージを書くために
もう一度初心に返るために
この本をお薦めします。
僕は2回読んで、
会社のデスクにいつでも読める場所に置いてあります。
脱「っぽさ」。←実は結構気に入ってしまいました・・
面接用の作品作りにも、きっと役立つハズ!
広告の天才たちが気づいている51の法則
■■■■■■■■■■【バックナンバー INDEX 】■■■■■■■■■■
第1回:人生を3つの単語で表すとしたら?
第2回:広告の天才たちが気づいている51の法則
第3回:広告は誰に向けられているの?
第4回:コピーはテクニックにあらず
第5回:発見→即コンタクト!
第6回: コピーライターの可能性
第7回:言いたいこと、知りたいこと。
第8回:認知的不協和を考える
第9回:コピーライターは営業マン?
第10回:アメリカの広告力の秘密
第11回:コピーライター、Webへ!
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